- EPDM・EPT材質のゴムローラー製造をご検討されている方
- EPDM材質の特性を確認されたい方
- EPDM材質は、どのような業界や分野に向いているかお調べの方
ゴム材質 EPDM(EPT)の特徴
当社ではEPDM (=エチレンプロピレンジエンゴム)を材質のゴムローラーも製造提供可能です。
当記事では、EPDM材質の特徴をご紹介致します。
EPDM材質はEPT材質とも呼称されています。当記事では呼称をEPDM材質に統一させていただきますが、特徴はEPT材質も基本的には同じです。
EPDM材質の優れている点
EPDM材質は、「反発弾性」「耐候性」に優れています。
強度・反発弾性
物性が強いため、機械上に搭載され、特にコンベヤベルトや搬送用ゴムローラーとして活躍しています。 また反発弾性も良く、自動車用ゴム部品や工業用材料などに採用されている材質です。
耐候性・耐オゾン性
耐候性・耐オゾン性に優れているため、屋外の電線や窓枠のゴムなどに使われる材質です。
ゴムローラーの屋外利用が必須な場合は、EPDMは選択肢の一つです。
EPDM材質のデメリット
耐油性が低い
耐油性が低いため、例えば油性インキを使用する印刷・版画などでは利用しにくい材質となります。
汎用性NBR材質より高価
当社で提供数が多い、一般的な「NBR」材質と比較して、「EPDM」材質はコスト的に割高になる場合がございます。
ただし、ご使用用途にもよりますが、ランニングコストの観点で考えると「NBR」材質よりも長期的にお使いいただけるようなケースであれば、割りに合うかもしれません。
耐熱性と耐寒性
耐熱性は約150℃程度、耐寒性は約-40~-60℃程度となります。
ご提供可能な硬度
硬度は15度~90度まで製作可能で、5度ずつ指定していただくことが可能です。
製作納期
メーカーにもよりますが、一般的に約30~40日程度の製作日数が必要です。
表面加工
「EPDM」材質のゴムローラー表面に、上のイメージのような溝を切るなどの加工を施すことが可能です。
表面加工についての記事
EPDM材質の採用実例
EPDM以外の材質について
当社ではEPDMゴム材質以外にも、下のような材質をローラー製品として製造・提供することが可能です。
製造可能なローラー材質
当社では、主に下の表中の材質についてローラーを製造することが可能です。
表中にない材質でも製造・提供可能な物もありますので、気軽にお問合せ下さいませ。
お問い合わせはコチラからどうぞ
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