
- シリコンハンドローラーの特注製品をご検討中の方
- 耐熱性の高いゴムローラー製品をお求めの方
- シート防水の施工現場で実績のあるローラー製品をお探しの方
【耐熱性200度】防水シート 転圧シリコンハンドローラー
特注製作したシリコンゴム材質のハンドローラー製品をご紹介します。
お客様のご要望

屋根シート防水の施工業者です。
市場で販売されている耐熱シリコンハンドローラーより細い直径で特注品を製造していただきたいです。
ゴムロール直径30mmより細いサイズが望ましいです。(ご要望①)



対応可能ですが、ゴム肉厚が薄くなりすぎるとJIS規格に準拠した正確なゴム硬度で生産できない恐れがありますので、ご了承下さい。



分かりました。
枠は両側からゴムローラーを固定せずに、片側から固定のタイプにしたいです。(ご要望②)
それと芯金にベアリングを取付て回転をスムーズにしてほしいです。
(ご要望③)



簡易な形状であれば、CADで芯金図面を作成してベアリングを取り付けられる製品をご提案します。



ありがとうございます。
仕上直径φ20・φ22・φ24mmの3種類を1本ずつ注文したいです。
それと芯金表面に溝を入れてゴムと芯金の接着性・耐久性をあげたいのですが・・・。
(ご要望④)



承知しました。
サイズ違いでも数本まとまった方が単価をお安くご提案可能です。
芯金表面に溝加工は対応可能ですが、コストはアップしますので、ご了承下さい。
製品の仕様


- サイズ
製品①=直径20mm×ゴム幅40mm
製品②=直径22mm×ゴム幅40mm
製品③=直径24mm×ゴム幅40mm
製品④=直径20mm×ゴム幅40mm ※芯金溝あり - 材質:シリコン
- 硬度:70度
- 枠は片側からシャフト固定タイプ
- 芯金内部に小型ベアリング2個内蔵
特注で製作したハンドローラーです。
ユーザー様の作業効率を上げるために、ゴムローラー中心には溝加工を施しました。
製作納期
芯金の設計・芯金に溝加工・シリコンゴム加工を含めて全体で2.5ヵ月程度かかりました。
過去に実績がないような案件でしたので、想定よりお客様をお待たせしてしまいました。
本案件と同内容でしたら、現状は1.5ヵ月程度で納品できるかと思います。
お客様からのご要望を製品に反映させた点
ご要望①:直径30mmより細いローラー
本案件のお問い合わせ時には、市場で購入できる既製品のシリコンハンドローラーの多くは直径が30mm以上で、直径30mmより細いローラー製品が欲しいとお声掛けいただきました。




小型ベアリングを内蔵させる点も考慮し、φ16mmの芯金を設計・ご用意しました。
φ16mmの芯金に対してφ20mm・φ22mm・φ24mmの仕上直径になるようにシリコンを加工。
シリコンの肉厚が薄いため、JIS規格に準拠した正確な硬度では生産できません。
ご要望②:片側から固定タイプの枠にしたい
シリコンゴムローラーを取り付ける枠は片側から固定するタイプにしたいというご依頼をいただきました。
下の左側の写真の通り、当社が規格品として販売しているハンドローラーは両側からローラーを固定する枠を採用しています。




上の右側写真のようにゴムローラーを片側の側面から固定したタイプをご用意しました。
ご要望③:芯金にベアリングを取り付ける
芯金の内部、両端からベアリングが取り付けられるようにしたいとご要望がございました。
簡易な芯金でしたので、当社にて3D CADで図面を作成し、特注でベアリングを取り付けられる芯金を生産しました。


参考記事 /ベアリングについて


ご要望④:芯金の表面に溝を入れる
お客様から芯金の表面に溝を加工して、ゴムと芯金がより剥がれにくくしたいというご要望をいただきました。
たしかに芯金の表面積が大きくなると接着面が増えて、ゴムと芯金が剥がれにくくなると言えます。
ただし、当社でNBRやシリコンゴムなどは加硫をして生産しますので、ただちくわ状のゴムを被せただけではないため、耐久性能は高いと自負しております。
製品の用途




特注製品の用途をご紹介します。
当ページご紹介の特注ハンドローラーは、シート防水の施工現場で使用されます。
上左の写真のように手でドライヤー持って熱を当てながら施工するそうです。
そのため、ハンドローラーを使用する場合は耐熱性が欠かせません。
壁際の施工もスムーズに効率良く行えるように、片側固定の枠が適しています。
注文ご検討時のチェックポイント


- 1点から注文を可能
- 特注品・設計品なので単価は高くなる
- 本案件のようにお客様のご要望を製品に反映できる
- 単価を下げる場合は、できるだけ当社保管材料を活用する




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