- 静電気の発生を抑えながらゴムローラーを活用したい
- 導電性ゴムローラーの性質や特徴について知りたい
導電性ゴムローラー | 静電気の帯電防止 特殊ゴム材質
当社では、帯電防止機能を付加するゴムやシリコンなどの材質でローラー製作を承ることも可能です。
今回は、導電性ゴム材質で製作をお受けした案件についてご紹介させていたきます。
仕様
- 仕上直径: φ100mm
- 鉄芯直径: φ80mm
- 仕上面長:370mm
- 材質 :導電性 NBR 黒色
- 硬度 : 60度
- 完成品重量 : 約9.4kg
特徴
ゴムは通常では、電気を通さない絶縁体ですが、「導電性ゴム」材質にてゴムローラー製造を承ることが可能です。
導電性を付加するために「カーボンブラック」などのフィラーを配合するため、写真のようにゴム色は黒色となります。
( 導電性を与えるため金属粉末などを混ぜ合わせる場合もございます。)
「導電性ゴム」を採用することで、ローラーを機械上に取り付けて稼働した際に、帯電防止効果がプラスされ、静電気が軽減・あるいは防止されることが期待できます。
また静電気が発生した際に、シートや紙の離れが悪くなったり、あるいは搬送時にズレて、シワになってしまうケースがあり、このようなトラブルへの対策としても使われることがあります。
業界によっては、当記事でご紹介の「黒色」の導電性ゴムローラーを採用できないケースがございます。
当社では、カーボンブラック無添加の「白色」導電性ゴムローラーの製造も承ることが可能です。
納期
ゴム巻き替えの場合
「導電性ゴム」材質のゴム巻き・ゴム部分のローラー製造は約40日ほどお時間を頂戴しております。
鉄芯製造+ゴム巻き
鉄芯の製造も承ることができます。
鉄芯の製造には約1ヵ月半弱かかりましたので、ゴム巻+鉄芯製作で合わせて2ヵ月程度、お時間を頂戴できれば幸いです。
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